12月24日(月) 平成最後のクリスマスは篠山で!!
12月24日(月)、平成最後のクリスマスはもちろん篠山で!この日の活動報告は農学部応用動物学コース3回生のなっここと、宮本菜津子が担当させていただきます(ϋ)/
クリスマスの話
クリスマスイブということで農ボラへ向かう車内のラジオの話題は「クリスマスの過ごし方」でした。ラジオによると、クリスマスに外食をする人は減少傾向にあり多くの人は外で食べ物を買ってきて家で食事をするようになってきているようです。確かに私の家も毎年ケーキを食べるのが習わしで、外食はしたことがありません。
そういえばクリスマスの定番料理はケーキ以外にフライドチキンが挙げられますが、実は日本人がクリスマスにフライドチキンを食べている様子は七面鳥を丸焼きにする外国人から見るととても滑稽な光景らしいです。例えると…お正月に外国の人が幕の内弁当を食べているといったところでしょうか?そう考えると確かにクスリとしてしまいますね。
7反とは??
さて、おしゃべりはこれくらいにして本題の活動報告です・*・:≡( ε:)
この日お邪魔させて頂いたのは川北の重鎮、二郎さんのお宅でした。篠山市川北地区の黒豆は特に大粒で味が良く、高級品として有名です。そんな地域で二郎さんは多くの畑を所有しています。作業前に「黒豆はあとどれくらい残っているのですか?」と質問したところ、「えー、7反ほどあるさかいに…」と答えていました。7反というと、東京ドーム0.148個分となり、畳でいうと4200枚分となります。正月前のこの時期は猫の手も借りたいほど忙しいのです(*_*)
寒い!
今回は一個下の後輩である坂井くん、冨田くんと3人で農ボラをしました。実は私と坂井くんは前日23日も二郎さんのお宅で農ボラをしており、作業内容は前日と同じものでした。ひたすら畑でカラカラになった黒豆の株を切ってまとめて置いていくというものです。しかし作業内容は同じでも前日と違ったのが気温でした。
23日は暖かく、長袖に半袖のポロシャツといった格好でも快適に作業ができました。しかし24日はグッと冷え込み、ニット帽、ネックウォーマー、ウルトラライトダウンを身にまとい、完全防備で作業を行いました。とても寒かったです。
そして前日とは違った点がもう1つありました…そう、雑草の量です。川北の重鎮、二郎さんの畑の特徴としてよく取り上げられるのが①とにかく広い、②草がハンパない、という2点なのです。冬空の下にも関わらず雑草は猛威を振るってきます。茶色く茂る雑草の中から枯れた黒豆の株をきれいさっぱり取り去ることは意外と難しいのです。
3人とも気の置ける仲であるため、おしゃべりそっちのけで自分との戦いに集中です。ひたすら同じ作業を行いながら、胸の内では"早く作業をしなければ"、"1つの鞘も残さず丁寧に作業をしなくては"という思いの間で葛藤していました。腰がだんだん痛くなり、時間が経つにつれ自分との戦いは一層厳しいものとなりました。自分との戦いの中で農作業に没頭する、まさに玄人な農ボラの楽しみ方です。ふと顔を上げると作業する坂井くんと二郎さんの後方に大きな虹の橋がかかっており、ちょっぴり嬉しくなりました。
誰も気づいていないものをこっそり楽しむのもまた玄人な楽しみ方なのです( ¨̮ )
体の芯からあたたまる昼食
お昼は農ボラ名物の二郎飯。奥さんである恵さんの手料理がテーブルに並びました。本日のメニューは『炊き込みご飯と温かいおうどん~黒豆煮を添えて~』。
冷えきった身体に温かなお出汁が染み込み、黒豆煮を頬張ると優しい甘みが口いっぱいに広がりました。たわいもない雑談をしながら息抜きをする至福のひとときです。忘年会、農ボラと続き疲れていたのか坂井くんはストーブの前で座ったままぐっすり寝ていました( ˘ω˘ )
以上、活動報告とさせていただきます。長い文章でしたが、ご愛読ありがとうございました!寒さに負けず、ぜひ皆様も冬の篠山に足をお運びくださいませ。
(なっこ)