12月28日(金) 冬の詩 伊藤大地

12月28日(金)活動報告  雪ときどきくもり
神戸大学4年生 伊藤大地

年末の、二郎さんのもとでの農ボラ。8人の大所帯で伺いました。
作業内容は、黒豆を刈って、縛って、運ぶこと。午前中、午後にかけて行い、夕方ごろ無事終了。

この日で、二郎さんが育てた全ての黒豆を回収できたみたいです。
残ったのは達成感だけ。
黒豆は残ってないですよ。

途中、雪が降っていました。
僕個人としては今冬初観測の雪です。
作業している間にも、黒豆に積もる積もる。
もりもり積もって、積雪量5ミリくらい、たぶん。辺り一面気持ち銀世界です。
そんな中、僕の心の中は、
綺麗だとか、寒いだとか、そういう気持ちもありましたけど、
それよりいっぱいの「やりたい」が生まれたんです。
雪を見て「あぁ、スキー場に行きたいな。」って。
スキーして、雪合戦して、スキー場のカレー食べて、温泉入って、、、
今は、全然違うことをしてるのに。
雪景色を見て、懐かしくなって。
それだけ、それだけのことなんですけど。

たとえば、街中でおしゃれな服を見かけて、服を買いたくなったり。
洋画を見て、海外に行きたくなったり。
誰かの好きなものを、自分も好きになったり。

毎日、まいにち。ふとした瞬間、小さな夢が生まれていく。
今日もまた、小さくて大きい夢で、頭の中がいっぱい。
小さいけど大きい星が、夜空にたくさん輝いている。

季節は巡り、僕がにしき恋に入ってから4回目の冬。
いろんなことをして、たくさんの人に会って、いろんな「楽しい」があって、たくさんの「好き」が生まれて。

知らない世界を見れたこと。
知らない人に会えたこと。
知ってることが増えていくこと。
にしき恋だから、できたことがたくさん。
ありがとう、にしき恋。

もうすぐ卒業、あっという間に社会人。
昔のほうが楽しかった、とか。
学生時代のほうが楽しかった、とか。
よく言うけれど、過去に戻りたいとは思わない。
だって、昔より今のほうが。
昨日より今日のほうが。
やりたいこと、行きたい場所、食べたいもの、好きなもの、
好きな人も、
多いから。
毎日夢が増えていく。
夜空に輝く星が増えていく。

夜空に輝く無数の星を、ただ眺めるのも幸せです。明けましておめでとうございます。
みなさんの2019年が、
みなさんの今日が、
去年より昨日より
もっと楽しいものでありますように。

（伊藤大地）