「学生は変わってしまった」…そんなことは言わせたくない!-元幹部、卒業前の願い
今回の活動報告の担当となりました、4回生のなっここと宮本菜津子です!
農学部応用動物学コースに属しており、普段は動物の生殖に関する研究をしています。
1/26(日)晴れ☀
朝のほっさろ前、博一さんの第一声。
「山に登りたいか?」
はい、即決です。本日のメニューは山登り。
冬は農家さんにとって1年の中でゆったりした時期。
なので冬の農ボラって実は農業しないこともあるんです。
倉庫整理をやったこともあるし、もういなくなった烏骨鶏の檻を片付けたこともあるし、更衣室を作ったこともあったなぁ…
と、いうことで今回は博一さんのお宅へごんごんとそうちゃんと3人でお邪魔しました。
私にとっては2年ちょっとぶりでした。
毎年この時期の篠山は体の芯から凍える寒さ!なのですが…なんて暖かいんでしょう。
雪もなくお天気にも恵まれました。
とりあえず昼までは使い終わったマイカー線をぐるぐるまとめ、午後からいよいよ山に登ります。
そもそもなんで山登りかというとその山は現在放送中の大河ドラマ"麒麟がくる"に纏わる山だそうで、明智光秀がなんやらというかんじだそうな。
残念ながら歴史の知識がさっぱりな私です。
博一さんが嬉しそうに歴史を語る姿をニコニコ見るしかできませんでした。
3週連続3度目の登山なのに嬉しそうにシャッターを切っていく博一さん。
楽しめたようで良かったです( ¨̮ )
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さて篠山に足を運ぶようになり、4年が経とうとしています。
月日が経つのは早いもので…焦がれていた大学生活も残すところ2ヶ月となりました。
知らない方々も多いかもしれませんが、実は2回生のとき幹部をやっていたんです。
ポンコツ人間なもので、たくさんの人に迷惑をかけてしまいましたが…苦笑
そのときに150人の上に立つ存在としてたくさんたくさん考えたんです。
"みんなは何を目的に篠山へ行くのか?"
授業でお世話になった農家さんへの感謝から始まったこのサークル。
私は初代の先輩たちから当時の話をたくさんたくさん聞きました。
楽しかったことから辛かったことまで。
初代の先輩たちにとっては農家さんが第一であり、農ボラがすべてだと、そんな精神を受け継ぎました。
サークルってやりたいことがある程度重なっている、価値観が似通っている人の集団であることは確かなんです。
でも初代と後輩の意識には差が出てくるのは必然です。
やりたいことをやれば良い、そう思います。
*1
*2
否定はしません。
私にもそんな時期はあったから。
でも私はみんなに"もっと農家さんと絡んで欲しい"と思います。
だって篠山にいるのはにし恋メンバーではなく農家さんなのだから。
実は学生同士で固まるなんて六甲でもできるんですよ?
往復2000円弱かけて行っているのに友達としか思い出作ってないとか勿体なさすぎませんか??
私の"篠山へ行く目的"は"農家さんの笑顔を見ること"です。
農ボラで休憩時間に談笑する、作業が終わってから「学生さんのおかげですごく作業が進んだ!ありがとう!!」って言ってくれる。
その笑顔のために一生懸命作業をするし、繁忙期の10月はできるだけ毎週行くようにしています。
私にとって農家さんの笑顔は最高の原動力なんです。
何を話したらいいかわからないという人も多いと思います。
でも農家さんって話してみると案外楽しいんです。
通っていた農業高校の話とか、農業始める前に務めていた会社の話とか、趣味でたくさん海外旅行をした話とか…
「今日はどんな作業をするんですか?」
「今年の天候とかってどうなんですか?」
「農業する前は何をしていたんですか?」
「好きな食べ物は何ですか?」
なんでもいいんです。
きっとマッチングアプリで初めて会った人と話すよりずっと簡単ですよ!
私は農家さんが大好きだから、みんなにももっとぐいぐい話してほしいなって思います。
農家さんもそれが楽しみって言ってくれているんだから!
それが、今の私の願いです。
長くなりました、ごめんなさい。
大学生活終わると言っていますが、4月から大学院生活が始まるのでまだまだ農ボラには参加しますよ(^^)
これからもよろしくお願いします!
最後まで読んでいただきありがとうございました!!
(編集うっちー)
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