にし恋ブログ

 にしき恋は兵庫県丹波篠山市・西紀南地区という場所で、農業ボランティアを中心に地域活性化のため、幅広い活動を行なっています! 私たちのサークルのことや地域の魅力を発信していこうと思います!

11月2日(土) 失敗を恐れず

皆さんこんにちは、西島貴徳です。
今年の春に大学を卒業して、現在は会社に勤めています。
周りからはS1(社会人1年目)って言われてます(笑)

今日は奥山くんと一緒に博一さんのところにお邪魔しました。

この時期に来るのは久し振りなので何をするのかなーって思ってたのですが、会って開口一番に
「今日明日はタマネギの植え付けやってもらう!」
と仰ったので一日中タマネギの植え付けをしました。f:id:nishikikoi-sasayama:20191109002113j:plain
今年は米とか黒豆(黒枝豆)のお手伝いがほとんどだったので、野菜のお手伝いはかなり新鮮に感じました。

植え方は単純で、畝に載っているマルチの穴が空いている箇所を手で掘って、苗を植えていきました。
作業自体は単純なんですが、姿勢が前屈みになるので続けていく内に腰が辛くなってきました……また、畝の端は土が硬くなっていたので手で掘るのが難しかったです。
f:id:nishikikoi-sasayama:20191109002214j:plain

えっせらえっせらと遮二無二掘っていってたら、なかよしくん使ったら楽に出来ないかなぁという話になりました。
確かに、前屈みになる必要も無く、手で硬い土を掘る必要も無く、作業が楽になります。
しかし、マルチを突き破るかもしれないということでこの話は無しになりました(´・ω・`)
f:id:nishikikoi-sasayama:20191109002014j:plain
休憩、お昼を挟んで作業を進めていき、夕方にはその日の苗を全て植えることが出来ました。

最後に、柿を収穫してその日の作業は終了しました。
博一さん、ありがとうございました!
f:id:nishikikoi-sasayama:20191109002008j:plain

失敗を恐れず

この日一緒に農ボラに参加していた奥山くんは、菜園Pという活動を次の日から始める予定で、これからタマネギを植えていくつもりだったので前哨戦と意気込んでいました。作業も丁寧にやって、休憩中には博一さんとタマネギ談議に花を咲かせていました。

そういう姿を見て、大学入学当初の自分を思い出しました。
先輩にあれをやってみたい、これもやってみたいという話をした時に「それ、面白そうやん。俺も西島くんくらいの歳やったら、それやってたかもしれへん」と言われたことです。
結局、自分の時は失敗したらどうしようとか、(現実的に考えて)出来ないと分かったりして行動に移すことはありませんでした。

今、目の前の奥山くんは自分のやりたいことを突き進んで行ってます。昔の自分との違いは何だったのでしょうか?

それは「失敗を恐れず」に「自分のやりたいことに対して本気になっている」かどうか、と考えました。
当時の自分は、上手くいかなかった時のことばっかり考えていたり、あまり深く突き詰めて考えていませんでした。
対して彼は、少なくとも自分のやりたいこととするべきことを把握していて、尚且つそれを行動に移せていました。
そこまで出来ていれば、恐らく失敗した時のことなど考えていないと思います。
彼の取り組みは、年が替わり暖かくなる頃に、大きな果実となって実ると思います。

昨年(正確には一昨年の秋)から就活をやった時に、多くの先輩社員の方が「大学生の内にするべきことは何か?」という質問に対し、「社会人になったら忙しくなるから、今の内に遊んだ方が良い」と仰っていました。
勿論、それも大事だとは思いますが、自分は「失敗を経験すること」と答えると思います。

当然、適当にやって失敗するという訳ではありません。自分で情報を集め、計画を立て、行動に移す。
その上で失敗を経験するということです。それで成功すればなお良しです。

前者の失敗に得るものはありませんが、後者では何故ダメだったかを考えることで次失敗しないように活かすことが出来ます。
社会人になると一度の失敗で取り返しのつかないことになる可能性もあるので、そういう経験をすることは難しいと感じています。
しかし、学生の間は、余程の失敗でなければ、自らが望めば次の機会を得ることが出来ます。


にしき恋、そして丹波篠山にはそれを受け入れる環境があると信じています。
1,2回生、勿論上回生も失敗を恐れずにどんどん行動していって、丹波篠山を盛り上げていってくれればと思いました。


長くなりましたが、以上で活動報告を終わりにします。ここまで読んでいただきありがとうございました!

(編集 もちこ)