無人駅から考える”地域活性化”の在り方
地域活性化。
この言葉を聞いて皆さんはどのような活動を想像するでしょうか。
地方に多くの観光客が訪れるようになること。
補助金等で地域経済が潤うこと。
どれも、地域活性化の取り組みの1つだと思います。
また、それと同時に、地域活性化への取り組みは自治体が主導である事が多く、
「学生にできる事は何もない。」
そう考える方も少なくはないでしょう。
しかし、そんな”学生”という立場だからこそできる活動があるのではないでしょうか。
”自分達がお世話になっている地域へ恩返しがしたい”
無人駅という場所を使って、その純粋な思いだけを持って活動する。
それが
無人駅プロジェクト・”オオヤマルシェ”
です!!!
皆さん、こんにちは!
にし恋ブログのライターでもある、”きゅうと”こと、山田です。
今日は、にしき恋のプロジェクト活動の1つ、
無人駅P
と
今年5月12日・9月上旬に開催予定の”オオヤマルシェ”
についてご紹介します。
昨年の4月1日に、神戸大学・篠山市農村イノベーションラボが中心となって
無人駅・丹波大山駅前で開催された、第1回”オオヤマルシェ”。
そのメンバーとして参加されていた、にしき恋・元代表、今は西紀南地域おこし協力隊の隊員である岩﨑さんが中心となって立ち上げたのが、”無人駅P”です。
現在は、西紀南地区の最寄り駅でもある、丹波大山駅を中心に活動しています。
定期的な活動のメインは月一回のペースで実施している、丹波大山駅の掃除と整備です。僕たちの篠山の、西紀南地区への玄関口として日々お世話になっている感謝を込めて掃除しています。
また、JR西日本さんの福知山支社の方々のバックアップを受けて、劣化が進んでいたポスター枠を新調して、新たににしき恋の紹介ポスターと、丹波大山駅をめぐる季節の写真ポスターを掲載させていただいています。
※季節ポスターの写真は僕が撮っています(笑)通りすぎる際は、ぜひご注目を!
そして、現在、今年5月12日(日)に開催予定の第2回”オオヤマルシェ”の準備を着々と進めています!去年は、イノベータースクールが中心となって開催されたオオヤマルシェ。集客を狙って、篠山や丹波の有名店を多く取り揃え、一回目にも関わらず、計700人を超える来場者が訪れました。しかし、集客メインで進めた結果、駅周辺地域のお店は少なかったそうです…。
ここで僕は、ふと思いました。
僕らは何故このマルシェを開くのか。
地域活性化とは一体何なのか。
それは、「地域の方々が幸せに暮らすため活動や取り組み」ではないかと。
都合のいい事に僕らは学生です。企業とは違った非営利団体です。
運営するのに大きな利益を必要としません。
だからこそ、僕らの”オオヤマルシェ”は、
「地域の方々を第一に考えた、地域密着型マルシェ」
これをモットーに開催しようと考えています。
だから出店者さんも、地域のお店を中心にセレクト。
また、篠山ではなかなか食べられない、にし恋メンバーの出身地の郷土料理も
ふるまおうと考えています!
また、大人だけではなく、小さなお子さんも楽しめるような縁日コーナーも
みんなで用意します!
上記に挙げたイベントは、オオヤマルシェのまだまだほんの一部。
地域密着型マルシェとして。
そして
地域の方々、
地域外か来場される方々、
にしき恋メンバー。
この立場の異なる3者の相互交流を促進する場所として。
僕たち、にしき恋にしかできない、地域活性化のスタイルを目指して。
オオヤマルシェの物語はまだ始まったばかりです!!!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。